うつ病の仲間である双極性障害についてどのような病気か知りましょう

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家族

診断を行なう

まずは正しい診断を受けましょう

双極性障害は、うつ病と誤認されることが多い病気です。何故かと言うと、躁状態の場合は、やる気や活力があり、普段の状態よりも元気に行動を行なうことが出来るためです。そのため、躁状態を通常の状態と勘違いすることが非常に多く、うつ病の状態だけピックアップされることがおおいのです。医療機関の医師に相談を行う時にも、うつ状態のことしか話さないことが多いため、医療機関の医師もうつ病だと診断してしまう事が多くあります。双極性障害だと認識するためには、自身の状態を省みることが必要になっていきます。うつ状態の時だけでなく、躁状態での行動や考えていることなどを思い出しましょう。また、ノートやメモで状態を書いておくことが大切です。あとで読み返すことにより客観的に自身を省みることが大切になるのです。他にも双極性障害について自身で知識を得ることも大切です。これにより、双極性障害の可能性を自身で考えることが出来るのです。

うつ病と勘違いしたり、病気だと自覚しないことも多い

自身に双極性障害の疑いがある時には、早めに医療機関を受診しましょう。早い段階であれば、比較的に簡単な方法で治療することができ、早期改善することが出来るのです。双極性障害に関するセルフチェック等も存在します。インターネットで調べることによって、確認することができます。自身で簡単な質問に応えることによって認識することができます。気になる人は一度利用してみることが適しています。セルフチェックにより、可能性がある場合には、早めに医療機関を受診しましょう。

家族や周りのサポートを得て正しい診断を受けよう

双極性障害とは気分障害の一つです。うつ病のようなうつ状態と、躁状態を繰りかえします。昔は躁うつ病とも呼ばれていました。うつ状態は気分が落ち込み、躁状態は気分が高揚します。このように対極の状態を繰り返すことから双極性障害と呼ばれています。うつ状態になると、すべての気力が失われてしまい時に自殺したくなるほど物事を悪く考えてしまいます。躁状態になると反対に、ハイテンションになり短時間の睡眠でエネルギッシュに行動します。反面攻撃的になったり自分が万能であるかのように思ってしまい、周囲との間にトラブルを起こしやすくなります。 双極性障害には2種類あります。躁状態の程度が重度なものと軽度なものとに分けます。重度なものだと社会生活に支障をきたし、本人の信用や財産をも失いかねない状態になることもあります。入院が必要な場合もあります。

双極性障害は家族の支えが大切になってきます。なぜなら本人は、うつ病と勘違いしたり、あるいは病気だとの自覚がない場合も多いのです。特に躁状態では、本人の中では調子がいいだけにしか感じません。又はうつ状態だけを自覚し、うつ病の治療を受けていると症状が悪化する場合もあります。 まずは家族が付き添ってあげて、病院へ行くのがいいでしょう。本人が嫌がる場合は、まずは家族がかわって医師に相談してみてください。治療は薬物療法と心理療法が行われます。双極性障害には気分安定薬が有効です。うつ病の治療に使う抗うつ薬を服用すると躁状態を引き起こすこともあります。ですから正しい診断が必要になるのです。薬の副作用が出た場合も焦らず、医師に相談して減量してもらったりしながら服用を続けることが大切です。 家族もじゅうぶん注意してあげて、休息がとれる環境を作ってあげてください。

双極性障害の再発を防ぎ、治療を進めるには、正しい診断を受ける必要があります。うつ病との見分けがとてもつきにくいことや、躁状態のときは常識を逸脱した行動をとりがちで、双極性障害の患者さん本人が一人で解決することは時に難しいこともあります。 家族や周りの人が異変に気づいてサポートしてあげることで、治療に導ける可能性が高くなります。このとき、心療内科ではなく、双極性障害の診断に長けた精神科医へ支援者が一緒に受診をするようにしましょう。 また、患者さん本人も双極性障害であることとその症状を認識すること、家族や周りの人と症状と受診の目安についてきちんと話し合っておくことで治療を確実に進めることができます。 最後に、双極性障害は寛解がゴールです。再発させないように上手に付き合っていくことが大切な病気です。